第2章 身長・・・マジで?
セリシアside
訳はわからんけど、とりあえず鏡のところに行く。
ジャーファルさんは背を向けて何やら頭を抱えている。
・・・?
「鏡見ろって・・・。別にそんなおかしくないと思いますけど・・・。」
いたって普通な気はするんだけどなぁ…。
まあ、ちょっときついにはきついか。
「・・・丈が短くないですか。」
丈?
確かに眠すぎたから、ワンピースのまま寝ちゃったけどさ。
・・・ああうん、そういうこと。
「うん、ありがたく着ることにする。」
確かに短い。
もともとちょっと丈の短めの服だったのに、今は確かに短かった。
「そうしてください。近いうちにまた服でも買いに行ってください・・・。お金は出しますから。」
「わー、ホント?ありがとう!」
また買い物に行けるんだ!
何気な話、買い物って楽しいんだよね。
またヤム姉やピス姉といこーっと。
「・・・じゃない!!なんで身長こんな伸びてんの!?」
「わかりませんよ・・・。ヤムライハのところに行ってみましょう。とりあえず、健康観察も含めて。」
私はもちろん深く頷いた。