第8章 お仕事であって初デートです。
セリシアside
「は?」
カルマさんをフって、ジャーファルさんとまたつき合いだしてはやいけどもう一週間たつ。
デアルはキユノ王国に帰るためにウィリランデの一行と共にシンドリアをでた。
それが三日前だね。
私は三日前まで遊び呆けてたんだよねー。
で、剣術と魔法をまた習い始めて三日目になるわけなんだけど。
「あの、もう一回言って・・・。」
朝議(私はでてない)の後、ジャーファルが私の部屋にきたんだけど・・・。
なんかすごい珍しいことを言われた。
「だから、その、一緒にデートにでも行きませんかって言ってるんです・・・!」
赤面で視線を泳がせたりこっちみたりとするジャーファルはなんか可愛いけど、それはおいといて。
いま、やっぱりデートって言った・・・よね?
「シャルルカンとヤムライハにはもう言ってあるんで。」
仕事あいかわらず早いな。
「い、行きたい!」
だってそうでしょ?
彼氏とデート行きたくない人なんていないでしょ・・・?