第7章 答え
セリシアSIDE
「ああ、構わないぞ。もともと、俺が決めたわけでもないしな・・・。」
「?」
ああ、そうか。
ジャーファルさんが決めたんだ、きっと。
「では、二人にもそう話しておきます。」
もっとも、二人はそう言うことがあったって知らないはずだから、いきなりなんだってなるんだろうな。
「「「・・・。」」」
き、気まずい!!
なんで3人もいるのにきれいに沈黙!?
でも話す内容見つからないしな・・・。
ジャーファルさんとは、あれから全くと言っていいほど話してないし・・・。
「・・・うん。じゃあ、あとはよろしく!!」
「「え?」」
そそくさと部屋を出て行こうとするシンドバッドさん。
「お前ら二人、なんか変!なにがあったかは知らないが、いろいろ話して元に戻れ!」
あ、あのシンドバッドさんが気を使っている・・・!?
なかなかな光景を見てる気が・・・。
ってか、二人きりで!?