第7章 答え
セリシアSIDE
「で?お前、なんかあったの?」
そろそろ剣術を終わろうかなという時間。
師匠に問われた。
「何かって・・・。まああったといえばあった・・・かな?」
「何があったんだよ?」
なんかものすごい興味深々なんですけど・・・?
えーと、何なら言える?
振られたことは言いたくないし。
副政務官を下されたこと・・・はもう知ってるかな?
「早く言えよ、おい。」
「あーもう!えっと、私が副政務官下されたことは知ってます?」
「ん、知らね。」
知らねって、一言ですか。
まあいいけどさ。
じゃあ、昨日の振られたことを抜いた話をすれば・・・いいのかな?