第7章 答え
セリシアSIDE
「・・・ふうん。ま、いいんじゃない?」
中に入って、少し話をした。
これからの人生、どうするか。
私は決めたことを話したし、デアルはデアルが考えてることを話した。
「そう言う気はしてた。」
『デアル、基本なんでもその一言で済ませそうだしな。』
「どういう意味だよ。」
デアルはキユノ王国に帰ったら、とりあえず国を復興させる方向で頑張るらしい。
できることなら、新しく民を迎えるつもりなんだって。
キユノ王国の民はもう国と共に亡くなってしまっているけれど・・・。
国を関係なしに、人々を迎えるつもりらしい。
「それがお前の決めた道なら、どうこういうつもりはないんでね。」
「そ?まあどうこういわれんのも嫌だけどさ。」
「だろうな。」
さあ、話も終わったし、部屋に帰ろっと。