• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第62章 現状と見解と想像を絶する状況と




「取り敢えず、何で私たちが
二人の世界にタイムスリップしたかは
まだよく分かってないってことか……」

「ああ。
俺たちが寝た時は確かに快晴だった。
雷なんて落ちるような天気じゃ
なかっただろう。」


リヴァイの声は、
最初聞いた時より落ち着いている。





「……そのことなんだが、
疑問に思っていたことがあるんだ。」

エルヴィンは再び口を開いた。



「凛。確か君は、
俺たちがタイムスリップして来た時、
雷が鳴って電気が落ち、
“使者と繋がる部屋”のふすまが
揺れ始めたと言っていたな?」

「うん。そうだよ。」

「だが、実際雷は
凛の家に直撃したのか?」

エルヴィンの問いかけの意味を模索するが、
よく分からず、自然と首が傾く。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp