• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第61章 目覚めた先に



「範司……?何で?」

範司を凝視しつつ、声を出してみるが
どうも喉の調子がおかしいようで、
声が出にくい。


「起きた!!!良かった!!!!!」

私の掠れた声とは対照的に、
範司は相変わらず
朝から頭が痛くなるような大声だ。


………朝………?


いや、朝にしては、周りが暗すぎる。

枕元に視線を向けると、
見慣れないランプが辺りを照らしていた。


こんなランプ、家にあったかな……


まだハッキリしない意識の中、考えを巡らす。


その時、

「モブリット!!
エルヴィンとリヴァイ呼んできて!!」

ドアを開けたと同時に叫んだ
範司の発言に、違和感を覚えた。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp