第52章 誤情報と浴室での実験
エアシューター……
いつの時代の話だ………
私も何度かそれで料金を払うシステムの
ラブホテルに行ったことはあるけど、
面白いのは最初だけで、
実際自動清算機の方が格段に楽だし、早い。
だけど、カプセル状の入れ物が、
シュバッと音を立てて
素早くパイプの奥へ吸い込まれていく様子は
リヴァイがかなり興奮しそうな気もした。
「……エアシューターがある
ラブホテルにする……?
でもそうなると、
ホテル内の清潔感に関しては保障できないよ?」
「それならここでいい。」
リヴァイは即答すると、すぐに車から降りる。
やっぱり清潔感重視で選んで
良かったってことだな。
リヴァイの素早い反応を見て
頬を緩めつつ、後に続いた。