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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第2章 突飛な覚悟





おじいちゃんが
老人ホームへ戻るのを見送った後、
早速家に入り、玄関に一番近い和室で寝転がる。

い草の香りを吸い込むと、
自然と心が落ち着いた。




「……にしても、静かすぎるな……」



都会の喧騒から離れたい。


その思いが強すぎたこともあり、
テレビもオーディオ機器も
全て処分してここに来た。



おじいちゃんが元々住んでいた家
ということもあって、冷蔵庫や電子レンジ、
家具や布団、食器に至るまで
まだ当時のまま、残されている。

これだけ揃っていたこともあり、
自分が持って来たものは
必要最小限の服以外は、ほぼ無いに等しい。

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