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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第42章 甘い文字



「……好きな映画だったのに、
全然集中して見られなかった。」

顔が緩みそうになるのを堪えながら、
不機嫌そうにエルヴィンから視線を逸らす。

どんな反応が返って来るのか、
少し楽しみでもあった。



「……すまない。
君が可愛くて、我慢が利かないんだ。」

エルヴィンは凛から視線を逸らし、
小さくため息を吐くと

「これからは君と少し距離を置いて
過ごすことにするよ……」

そう言って半歩、凛と距離を取った。


予想以上に落ち込んだ反応に
戸惑いを隠しきれず、エルヴィンの袖を掴む。

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