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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第6章 三白眼の興味
「そうだな……
不安、になるかどうかは別として、
ここから勝手に出て行かれるのは困る。」
勝手に出て行く?
そんな行動力のある人なのか。
“彼”の寝顔を盗み見る。
「リヴァイが起きる前に言っておくが、
彼は相当口が悪い。
その上、一見かなり無愛想で粗暴。
あとは……神経質でもある。」
……エルヴィンとは正反対、ということか。
小柄でそんな怖そうな雰囲気には
見えないが、体重は相当重かったし
人は見かけによらない、という事だな。
少し的外れな見解をしつつ、小さく頷く。
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