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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第42章 甘い文字




売店でキャラメルポップコーンと
コーラを二人分買って、
劇場の中心より、少し後ろの指定席へ座る。

その辺りが、
自分が映画を見る時に一番好きな位置だった。



「……甘い。」

ポップコーンを口にしたエルヴィンは、
それだけ言った後、コーラを手に取る。


「エルヴィン。
それ炭酸だから、
一気に飲んだらダメだからね?」


“炭酸”の意味が伝わるか、
かなり微妙なところだと思いながらも
そう声を掛けてすぐ、
コーラを口にしたエルヴィンは
大きく咳き込んだ。

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