• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第41章 作戦と不足を補う方法



二人が元の世界へ戻ることへの不安は、
まだまだ拭い去れそうにないが
それでも徐々に、
一人で生きる覚悟のようなものが
確立しつつあるようにも思えて、
それがまた、少し寂しくもあった。





「……エルヴィン。」

「……なんだ?」

「どっか遊び行こうよ。」

エルヴィンの胸に抱かれたまま
呟くように言うと、
耳元でエルヴィンの吹き出す声が耳に入る。


「かなり突然だな。」

小さく笑っているエルヴィンの声は、
聞いているだけで安心感を覚えた。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp