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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第40章 ●ずっと君だけを



「……気持ち、良すぎて……、泣けてきた……」



予想外の発言に目を見張る。


もう一度凛の顔を見ると、
目に溜まった涙が頬を伝っていて、
反射的にその涙を唇で拭った。



「そんなに気持ち良かったのか?」

「…ぅんっ……、
自分でも、びっくりなんだけど……」


まさかそんな反応をしてくれるとは
思わなかった。

凛が涙を流しているにも拘らず、
思わず頬が緩む。



「……笑いごとじゃ、ないけどね……」

そう言いながらも凛の頬も緩んでいて、
鼻声で発言する様子すら酷く興奮を誘った。

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