• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第35章 恋人候補の説教



「一度は謝ったんだろう?
それで別れるという結論に至ったのなら、
もう話をする必要はないんじゃないのか?」

「……そうだが、
別れ方があまりにも酷かった。」

「そうか。なら君は、
自分の為に凛と話がしたいんだな。」

そう言った途端、御食は口を閉ざす。



「謝っても許してもらえず、別れたんだろう?
それならもう、
そっとしておくべきではないのか?
……それとも、
何か言い残したことでもあるのか?」


こんなに御食を問い詰める義理は、自分にない。

それでも、凛の心苦しそうな表情を見た手前、
御食の本心を知りたいと思うのは
自然な事だろう。

そう自分に言い聞かせながら、
御食の返事を待った。


/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp