第33章 ●高度な技巧の訳

「……！んぁっ……、あっ……」

吸い込まれるように、
リヴァイのものが入ってくる感触は
強い快感を生む。


この昂奮状態の中、
声を漏らさずにいることは無理そうだ。

リヴァイの腰が少し動く度、自分でも
卑猥だと感じずにはいられないような
肉感的な声が零れ出て、歯を食いしばる。



「……お前の啼く声は、相当くるな……」


それは褒め言葉ですか……？

もう言葉を発することも出来ず、
心の中で問いかけながら
リヴァイの首に回した腕に、力が入った。