第33章 ●高度な技巧の訳
「……っ……、いやらしい顔だな……」
リヴァイも相当いやらしい顔してるけどね。
と、心の中で呟きつつ、
口に含んだ陰茎を丁寧に舌で弄ぶ。
リヴァイの少し弾んできた
呼吸音を聞いていると、
じわじわと下半身が疼き始めた。
二人と出会ってから、行為においても
自分はかなり変わったと思う。
奉仕する側なのに、こんなに快感を
覚えられるのが不思議で、
でも、それが楽しくもあった。
少し恍惚の色が窺える
リヴァイの表情を見ながら、
もっと気持ち良くなって欲しい、
という気持ちばかりが溢れ出て
徐々に愛撫が激しくなる。