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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第29章 ●“ナニする”気
「リヴァイ。どした?」
眉間に皺を寄せるリヴァイが目に留まり、
背浮きを止めてリヴァイに近付いた。
既に足は付きそうにないので、
リヴァイがつけている浮き輪に手を掛ける。
「お前は何で水に仰向けで浮かべるんだ?
どう試してみても、不可能なんだが。」
不満気な顔を見て、思わず笑みが零れる。
そんなことで眉間に皺を寄せていたのか。
「多分、体脂肪率が低すぎるんだよ。
エルヴィンにも言ったけど、
ある程度脂肪がないと浮けないからね。」
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