第19章 ●初体験

慣れた手つきでブラのホックを外され、
上半身が露わになる。

エルヴィンの艶めいた視線が気になり、
胸元を手で隠そうとすると、
すかさず手を抑えられた。


「君を抱いたことが、
いつでも思い出せるように、
君の身体を目に焼き付けたい。」

「思い出してどうするの……？」

「一人でする時のおかずに使うよ。」

悪戯っぽく笑いかけたエルヴィンは、
肉厚な舌を、お腹にゆっくり這わせた。


「……っ…！！
ん、ちょ、やっぱダメ……！」

舌の感触が瞬時に感情を昂らせ、
思わず小さく声が漏れる。