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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第18章 自然な願望



「そうだな。君にそう思われるのは仕方ない。
だが、今頭に浮かんだのは、
そんな願望じゃないよ。」


ゆっくり立ち上がったエルヴィンを、
座り込んだまま目で追う。


「俺もリヴァイと同じで、
同意なしにそんなことはしない。」


畳のしなる音は、遠ざかっていく。



「凛、おやすみ。また」
エルヴィンがそう言いかけたところで、
咄嗟にエルヴィンの服の裾を掴んだ。



「……どうした?」



「……同意があれば、するの?」


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