• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第17章 心を乱す存在



「エルヴィン、甘いもの食べれる?」

「……黒いのに、甘いのか?」


確かに色からしたら、甘そうには
見えないかも知れないな……


エルヴィンの返答を聞き、少し頬が緩む。


「黒いけど甘くて美味しいよ。
毒見した方がいい?」

冗談めかしてそう問いかけると、

「……そうだな。先に君が食べてくれ。」

予想外の答えを返され、少し戸惑いつつも、
エルヴィンに凝視されながら、
チョコバナナを一口齧った。


「うん。美味しい。
エルヴィンも食べてみなよ。」

「……なるほど。いいな。」


提案とは関係のない発言をされ、
疑問符が頭の中を飛び交う。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp