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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第17章 心を乱す存在




「……火薬が爆発した時に飛び散る、
火の粉の色や形を楽しむ大会……」

「何だか危険な大会だな。」

エルヴィンが吹き出し、
その声を聞いて、釣られて笑いが零れた。



「うまく説明できないや。
今度三人で行こうよ、花火大会。
多分、エルヴィンもリヴァイも
凄く興奮すると思う。」

「この世界に来て、
毎日興奮しっぱなしなんだがな。」


そう言うエルヴィンの表情は嬉しそうで、
そんなエルヴィンを見ていると、
和らいだ喜びが
湧き上がってくるような気持ちがした。

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