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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第2章 突飛な覚悟



その時。

廊下が揺れるような振動と共に、
雷の堕ちたような大きな音がして、
思わずその場にしゃがみこむ。


そして次の瞬間、廊下の電気が落ちた。



『……もしかして、
この近くで雷が落ちたの……?』



真っ暗な廊下を這うように進みながら、
元居た和室に一旦戻り、
カバンの中から携帯電話を探り出して
電源を入れる。

携帯の画面の明るさで、辺りが少し照らされた。



「さすがに、ちょっと怖いかもな……」


思わず小さく呟く。

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