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モブリットと妄想日記

第3章 朝




「そんな丸まったってダメです。
ほら、起きて。」

「やーだー…眠い…」

「それはわかってますから。」


布団をそっと剥がされる。

私を包み込んでくれていたものがなくなり、さらにぎゅーっと身体を小さくした。


「あと5分…」

「もう本当に起きる予定の時間から
15分経ってますよ?」


くそ…
私は渋々モブリットの方へ身体を向け、
薄っすら目を開く。


「頑張って。」


優しく微笑み、頭を撫でられる。

これでまた眠くなりそうなんだけど。
その自覚はあるのだろうか。
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