第2章 もう一人の仲間
ここはとある高校
「こいつにはDIOについていろいろしゃべってもらわなくてはな…」
「う…う…」
身長195㎝はあるだろう巨漢な男は先ほど倒した男を肩に担ぎ学校を出ていった
ピッキィィーン
「あ!…今承太郎ったら学校であたしの事考えてる♡今…息子と心が通じ合った感覚があったわ♡」
そう言うとホリィは息子の写真を抱く
「考えてねーよ」
「きゃあああああ!」
「う…う」
「じょ、承太郎!が…学校はどうしたの?そ…それにそのその人は!血…血がしたたっているわ。ま…まさか、あ…あなたがやったの?」
「てめーには関係のない事だ。俺はじじいを探している……広い屋敷は探すのに苦労するぜ。茶室か?」
「え、ええアブドゥルさんといると思うわ」
ホリィは承太郎の問いに答える
(承太郎ったらママには何も話してくれないのね。こんなに…こんなに…あなたのことを心配しているのに。でも、本当は心の優しい子だってことはちゃあんと見抜いているんですからね)