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苦しみの中の幸せ Part4 [銀魂]

第2章  再確認


現場に着くと、そこには一足先に総悟が居た。

そしてその先には・・・

『うっわぁ・・・こりゃ酷い』

酔っ払いがただ眠っているようにも見えなくはないが、口から流れ出ている血と、首に入った切り傷はあまりにも不自然すぎる。

冲「これで4件目。死神ってのがこんなに働き者とはしりやせんでしたよ」

そりゃあ、知ってたらビックリだよね。
誰のこと地獄に落とそうとしてるのかな、総悟?

土「まったくだ。付き合わされる公僕の身にもなってほしい」
冲「俺達と違って、ソウルソサエティじゃ残業手当出んでしょ」

出るわけないでしょ!

『にしても・・・鮮やかな手口だねェ。並の使い手じゃムリだな、こりゃ』

と私が勝手に納得していると、変な視線を感じた。
そちらに目を向ける。

『・・・なんですか』

視線を送っていた二人、トシと総悟にそう問いかけると、いきなり真面目な顔をされた。

冲「瑠維、昨日の夜、確か屯所にはいやせんでしたよね」
『・・・そうだけど』
土「昨日の夜・・・一体どこで何してた」

えーとえーと・・・これってつまりは?

土「お前ならこれ、出来るよな?」
『ひっど!!それは流石に酷いですよ!?そりゃあ、出来ないこともないですけど・・・』
冲「おーい、捜査終了。下手人見つけやしたぜ」

総悟の口を慌てて閉じさせると、周りの隊士の不審そうな目に、『何でもない。ただの悪ふざけ』と笑顔で乗り切った。
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