【ポケモン】トリップとかありえn…ってしてるっ?!【擬人化】
第5章 脱出作戦と奪還作戦
【遙人side】
俺は碧を抱えたまま窓を突き破って外に出た。
ちなみに俺たちが居たのはロケット団基地の最上階。
…落ちたら即死だな…。
碧は流石に怖いのか俺の首に手を回して目を瞑っていた。
遙人「…相変わらず高い所は苦手なんだな…。」
そういって俺は、ポケットから一つのモンスターボールを取り出した。
遙人「飛炎(ビャッカ)、出てこい。」
途端に俺と碧、後から飛び降りてきた雷夜の身体から浮遊感は消えていた。
遙人「…お前は状況の飲み込みが早くて助かるよ。…雷夜とは大違いだ。」
雷夜「え、マスター酷くない?あの子たちをボールに入れて運ぶの大変だったんだよ??それに、状況の飲み込み早い方だと思うけどなぁ。」
そう言うとリザードンもとい飛炎は静かに
飛炎『…なら、俺が重量オーバーで少しずつ落ちて行ってるのも分かってるんだよな?お前が擬人化解けば普通に飛べるんだが、それも分かってるんだよな?』
と、半ば脅すような口調で言ったのは聞かなかったことにしよう。