第3章 ご挨拶
沙耶「はい… こちらこそ、ご丁寧
に挨拶をして下さってありが
とうございます。」
和仁「和也が待っているだろ。
沙耶さんと話せてよかったよ。」
沙耶「いえ。こちらこそ。ありが
とうございました。」
私は頭を下げ部屋を出た。
自分の部屋に戻りドアを開けた。
ガチャ!
和也「沙耶!」
和は私の名前を呼んで抱きついた。
沙耶「えっ!和⁉︎」
和也「親父になに言われた…?」
沙耶「えっと… 普通に息子をよろ
くお願いしますって言われただ
けだよ…」
和也「本当か…?」
和は不安そうに言った。