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お隣さんは金持ちぼっちゃま
第3章 ご挨拶
中に入る。
「和也様。ようこそいらっしゃいま
した。幸仁様は、何時もの部屋で
お待ちです。おや、そちらのお嬢様は?」
和也「俺の連れ。行くぞ。沙耶。」
沙耶「う、うん。」
私は和に腕を引っ張られながら、
お爺さんのいる部屋に向かった。
ガチャ!
ドアを開ける。
「和也か?」
和也「そうだよ。爺。」
窓を見ていたお爺さんが振り返る。
「おおう。やっぱり和也だった。」
和也「沙耶。そこに座れ。」
沙耶「うん。」
私は和が指を指した方に座り、
和も私の向かいに座った。
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