第3章 非日常(GANTZ・グロ注意)
「でねこの後エレンが…って皆聞いてる?」
「おう聞いてるぞ!」
「いや、僕死ぬの早いし食われて死ぬのやだよ!」
「ねぇクリスタ…確かに切ない恋愛を入れてとは言ったけど想像してたのと違いすぎる」
アルミンとミカサは不満を言っているがエレンはニコニコとしていた
「何でエレンは平気なのさ!」
「え?だって自分が主人公になってるとかワクワクしねぇか?速く続きが気になる」
「エレンのその無邪気な所かわいい」
「おいてめぇら下校時刻過ぎてるぞ」
後ろから急にリヴァイが出てきた
そしてその日は解散した
「なぁ少し買いたいものあるからトロスト区行かねぇか?」
「まぁ区が違うだけに遠いけどあそこ何でもあるよね」
「エレンがそこに行きたいならそこに行こう」
地下鉄のエスカレーターを下りていると頭に突き抜けるような急ブレーキの金属音とともに、ホームの方から悲鳴まじりの叫び声が響いてきた
「だ、誰か電車に轢かれたぞ!」
「どこだっ!どこにもいないぞ!」
「電車のしたじゃないか!?」
「きゅ、救急車をっ!?」
ホームは誰かの血で真っ赤だった
にもかかわらず、その血を流した人間の姿はどこにもなかった
どうやら、かなり長い足止めになりそうだった
これはクリスタが書いたお話
しかし知らない所で破壊は循環する。黒い玉(ガンツ)の操る残酷なる運命のもとに
非日常(GANTZ)完