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[進撃]何度でも[R18]

第24章 懇親会と云う名の


「いや、やっぱり言わなくて良い」

私の言葉を遮ったのは兵長だった。

ええーっ!
何だよ兵長ー!
焦らさないで!

調査兵から降るブーイングの嵐。

しかし兵長はサラリと受け流して私の方へ歩み寄って来る。

「こいつが何と言おうが……俺をどう思っていようが、関係ない」

俺は死が別つまでを愛す。
俺の生が続く限りを守る。

誰にも渡しやしない。
この女は俺の物だ。

「この事実だけで充分だろう?」

そう言って兵長は私にキスをした。

ぎゃあああ!
兵長ォォォ!
素敵ィィィ!

調査兵も憲兵も男も女も関係なく。
大食堂に居た総員が喀血したのは、言うまでもない。



第24章[懇親会と云う名の]完
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