第20章 宣戦布告【R18】
私はそっと彼の名を呼ぶ。
物欲しげな顔でジャンの両頬を包み込むと、整った唇がニヤリと笑った。
「……欲しいの?」
悪戯な視線。
動きを早める指。
私の秘部はみるみる内にその潤度を増していく。
「なァ……俺のことが欲しい?」
こくり
目に涙を溜めて頷くが、ジャンは未だ突起を虐めるだけで彼自身をくれない。
「じゃあ言って。ちゃんと、先生の声で聞かせて」
妖艶なジャンの声音に魅せられて、顔に熱が集まる。
ドキドキと忙しない心臓。
私は言葉の通り身も心もジャンの虜だ。
『ジャンので…気持ちよく、して…?』