第18章 来たる懇親会に向けて
オーディションNo.3
エレン・イェーガー
オルオ・ボザド
「どうもー!エレンです!」
エレンが声高らかに言う。
「オルオです!二人合わせてエルロックです!」
同じく声を張るオルオの手には掃除用の箒が握られていた。
まるでそれをギターのように腹部に抱えている。
目を合わせて息を吸い込む二人。
そして、憧れの彼へ贈る愛一杯の替え歌が始まる。
「もしかし○だけど!」
「もしかし○だけど!」
「それって、俺らを誘ってるんじゃないの⁉︎」
※大人の事情で一部歌詞を抜いています