第20章 卒業式~最終章~
誰もいない体育館。
片付けも終わっている。
何故か、宮地先輩に呼び出された澪里瑞穂です。
宮地「瑞穂」
瑞穂「あ、宮地先輩…」
宮地「シューティング練習、忘れんなよ」
瑞穂「……………………え?」
このシチュエーションで!?シューティング練習だとぅ!?
期待した私が馬鹿だった!!!
宮地「忘れたら……」
すっと私に近づき、耳元で囁く。
宮地「忘れたら、轢くからな」
かなりドスが聞いてますが。
萌え!宮地先輩萌え!
瑞穂「フフッ…はい。あ、一緒に写真撮りません?」
宮地「ああ、そうだな」
パシャ!
宮地先輩、笑ってもイケメン!!可愛い!!
宮地「……んじゃ……」
チュ。
唇にキスをされた………………!
踵を返して、宮地先輩は行ってしまった。