第4章 お前ら、ツンデレを可愛いとか言うな!
カインはイデスとロビンと共に夜のパーティの準備にせっせと勤しんでいた。
カインは“昼じゃない日”の感覚を掴むのに苦労していて、それはまるで軽い時差ボケの様な感じだ。
「なぁ、パーティまで後どれくらいなんだ?」
「んもぉ〜…カインってば、その質問何回め〜?」
イデスは、もううんざりといった様子で、眉を寄せながら口を尖らせた。
「さっき、お昼食べたんだから、後もう少ししたら始まるでしょ」
そう言いながらイデスは、さっきカインが選んだドレスを摘みながら鏡の前で何回もポーズを決めている。
「カインはこうゆうのが趣味なんだね〜ぇ」