第9章 もう無理
私は身体の向きを変えて彼の方を向く。
そして唇にそっとキスする。
…普通に入るって言ってたのに。
いつもわたしはガマンできなくなっちゃう。
彼が私の顔をじっと見る。
私は恥ずかしくてうつむく。
「もう無理…我慢できない」
彼がそうつぶやいて私を立たせる。
私の唇にキスする。
彼の舌が唇の隙間から入り込む。
うれしい私は彼の舌を自分の舌でなめまわす。
彼は私をそのまま壁にもたれさせる。
彼の手が私の脚の間…をちょっとさわって、すぐに割れ目に指が入れられる。
「んっ…」
私の身体が求めていた刺激が…全身に響いて塞がれた唇から声が漏れる。
彼の指が私の中で動くとぐちゅぐちゅという音がお風呂場に響く。
お湯…じゃなくて私のそこはかなり濡れてて…そこが濡れてくると…なぜか私の目からも涙がにじんでくる。
彼の指はクリに移動する。
「あっ!ああっ…あん…あん…」
気持ちいい…すごく…。
私の身体が小さくプルプル震えてくる。
「あっ…いきそ…んっ……」
私の唇はさらに激しく彼の唇で塞がれる。
こんなとこでヤダ…って言いたいけど言えない。
でも唇が塞がれてなくてもきっと私は言わない。
ベッドまでガマンできないから…。
「んっ…んっ…うぅっ…ん…」
彼の口の中に入った私の舌がちゅうって吸われる。
私の液でぬるぬるになった指が私のクリを刺激する…。
「んっ…い…く…あっ…ああっ…」
私の身体がガクガク震えて…いっちゃう。
頭の中がふわふわする。
いったばかりで力の抜けた私の身体を彼がひっくり返して後ろから抱きしめる。
お風呂の壁に私の手をつかせる。
彼の固いものが私のお尻にあたる。
「あ…入れちゃダメ…」