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ようこそ!帝光高校へ![黒子のバスケ]

第6章 高尾と緑間と。










「……はぁ……」




は今日、何度目かのため息をついた。






右隣には




「イェーイッ☆ちゃん!どこ行きたいー?」


無駄にテンションの高い高尾。




左隣には



「……」


無言で歩く緑間。





「……はぁ……」




(……なんでこんな事に……?)





………………1時間前…………………






【あっ、ちゃんまだ寝起き?待ってるから着替えてこいよっ☆】



【はっ!?えっ!?いや、俺……わ、私は……】



【早くするのだよ。】



【えっっ、あ、うん……】





……………………………………








(悪夢だ。絶対悪夢。)




そう頭の中でリピートする。







……それでも。







(あの夢よりは、全然……__)






の顔が曇る。







「……」



の表情の変化に気付いた緑間。






……………昨日………………








【なぁなぁ真ちゃんー】



【……なんだ?】



【……ちゃんの笑った顔、見てみたくねぇ……?】



【!……いきなりなんなのだよ。】



【……って事で!明日の4時30分に俺んち来てくれよなっ☆】



【おい高尾!】





…………………………………








全く……







……少しだけ、付き合ってやるのだよ。





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