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密かな交換条件・2【進撃の巨人】

第13章 抑えられない情動




ミケの優しい匂いが、穏やかな体温が、
身体中を巡る血の様に速く、
心の奥まで入り込む。



ゆっくり息を吸い込んでから、
ミケから少し離れ

「ミケさん、
今の私、どんな顔してますか?」

と、顔を覗き込んだ。


ミケの視線はゆっくりこっちを向く。


緩んだミケの表情が目に留まり、
小さく心臓が跳ねた。

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