• テキストサイズ

密かな交換条件・2【進撃の巨人】

第11章 一番の望み



「……私も意外と出来るんですよ、演技。」

取り敢えずそう言ってみるが、
ミケからの疑惑の眼差しを受け、
小さく笑みがこぼれた。


「……何笑ってんだよ。」

「いや、ミケさんもヤキモチ妬くんだな
って思ったら、
少し嬉しくなっただけです。」


「何で嬉しいんだ?」

「ミケさんが好きだからに
決まってるじゃないですか。」

即答した瞬間、ミケの表情が固まり、
その表情を見ていると、再び頬が緩んだ。

/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp