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密かな交換条件・2【進撃の巨人】

第11章 一番の望み



「お前を応援したいとは思っているが
お前と関係を続けながら、
素直に応援できる自信がなかった……」

「……そんな自信、なくていいですよ。」

自分の腕を掴むミケの手を、そっと握る。


「私はもう、応援してもらいたいと
思ってないです。」

「だが、さっきエルヴィンと」
「それ、団長の台本通りに
したことですからね。」

そう答えた途端、
ミケの手が自分の腕から離れた。

目を丸くした顔がどこかおかしくて、
思わず笑いそうになり、少し俯く。

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