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密かな交換条件・2【進撃の巨人】

第7章 “憧れの人”



「団長。
……エマのこと、諦めるつもりなんですか?」


そう言った途端、エルヴィンからの
困惑を帯びた視線を感じる。



「いくらエマに
幸せになってもらいたいからって、
すごく好きな人を諦めるのって、
そう簡単にできることじゃないですよね?」


こんなこと、余計な世話だという事は
分かってる。

団長相手にこんな偉そうなことを
言える立場ではないことも、
むしろ自分だってミケに
そう思われているんだということも、
理解はしていても、
言わずにはいられなかった。

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