第2章 ●誰のせい?
ミケの艶めかしい舌遣いで
先端は敏感さを増し、
身体の震えが止まらないままに、
下半身が疼き始める。
「…ふぁ……、ど、どうしたんですか……?」
堪らずミケの髪にそっと触れると、
返事の替わりに
スカート越しで陰部を撫でられ
悲鳴に近い淫らな声が部屋に響いた。
「……どうもしない。
ただ激しくお前を求めたくなっただけだ。」
「…んっ、……それって、
調査前、だからですか…?」
弾む呼吸の中で問いかけるが、
またしても返事はなく、
スカートの中に侵入してきた
強く熱を帯びたミケの手は、
すぐに下着の中を這う。