• テキストサイズ

大きな木の下で

第3章 傷とハンカチ


木吉視点

今度の夢は二人っきりの鬼ごっこ

だが、ケガをした俺はあの子…鈴に手当てを受けていた

「そうえば、あのハンカチどうしたっけ?」

水色のウサギの刺繍が施してあるハンカチ

鈴のお気に入りのハンカチ

「後でばあちゃんにでも聞くか」

そうえば、ばあちゃん元気かな?

それとあいつらも

「最近来ないんだよなー」

うーん…暇だ

「まあ、良いか」

「あ」

俺が考え込んでいたら土林が帰ってきた

「あ、おかえり」

「ああ」

そう返事をすると彼女は自分のベッドにつき読書を始めた
/ 24ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp