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【イケメン王宮】 もう一つのシンデレラSTORY

第3章 episode 2【ジル】〜出会い〜


「何故私がプリンセスなのですか?」

「それは、私が選んだからですよ」


涼しい顔をしてジルは答える。


「私が貴方はプリンセスに相応しいと判断したまでです」


ジルがちらりと花を探した時に付いたスカートの泥を見た気がしたが、視線はまた直ぐ元に戻っていた。


「明日から、私が貴方をウィスタリアに相応しいプリンセスに教育してさしあげます」

「ですから、今日はゆっくりお休みくださいね」


ジルの穏やかな微笑みにルリーの緊張もほぐれていく。
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