第3章 SPARKIN’![R18]
「おやおや、旦那ってば偉くヨがっちまって…ていうかアンタそんなに可愛かったっけ?」
沖田は私に挿入する寸前でその動きを止めていた。待ったをかけた銀さんの声があまりにも色っぽかったからだ。
目を見開いて呆然とする沖田に銀さんは更なる追い討ちをかける。
「ヤるなら…俺をっ!俺は…どうなっても、構わないから…‼︎」
そこに普段のふてぶてしい銀さんはいなかった。真紅の瞳いっぱいに涙を溜めて沖田に懇願している。
その姿は、大層サド王子の心を打ったようで。
「はう…っ!よせやい旦那、そ…そんなエロい顔で誘わないで下せェ!大体俺はストレートであってホモじゃ…っ」
ごくり。
沖田が生唾を飲んだ。
そんじょそこらの遊女なんか到底敵わぬほどエロい上目遣いを銀さんが繰り出したからだ。
「総悟ので…俺を、グチャグチャにして…?」
プッツン
何かが切れる音が聞こえた。
次の瞬間、沖田が銀さんに襲い掛かったのは言うまでもない。