第3章 高い場所
影山「あのさ、お前バレーとか興味ねぇか?」
「What?」
HRも、終わり部活に入っていない私は鞄に教科書をつめていた。
そこに、単細胞がバレー興味ない?だと。
はっ、馬鹿馬鹿しい。
影山「えっ、だからバレー興味あるかって」
「いや、聞こえてるよ。」
影山「じゃあ、聞き返すなよ。んで、お前バレーとか知ってるよな?
なぬっ!なぜに知っておるのだ、こやつ。
「何で?」
影山「何となく。」
はぁ、こいつ…。
「まぁ、今まで付き合った人がバレー部だったんで。」
影山「あぁ、そ。んでしってんだよな?」
「ルールくらいなら。」
影山「十分だ。よし、行くぞ。」
「はっ?どこに?ちょっ、単細胞!」
こうして、私は単細胞バカにどこかに連れていかれた。