第2章 お弁当勝負!?
ガラッ
「あ、もう皆来てたんだ。」
部室の扉を開くと皆はそれぞれお弁当を食べていた。
へー。誰もコンビニで買ったような物じゃないんだ。そう感心してると
「で、話って何ですか?」
奏が少し首をかしげて聞いてきた。
あぁ、なるほど。私は奏に惚れた女の子の気持ちが理解できたよ…。
「うん。話ってなぁに?」
あぁぁぁぁぁ!琴ちゃんかわいぃぃ!
先ほど奏がやった行動を琴ちゃんもやっていたのだかレベルが違いすぎるっ!
私は琴ちゃんを撫でくりまわしたい衝動をなんとか押さえこむ。
「あの…なち先輩って、いや、なんでもない」
奏がなぜだか呆れた様子で何かを聞こうとしていたのだか途中でやめていた。