第1章 夢の続き*赤司征十郎
教室内には授業を進める教師の声とノートに板書をうつす音だけが響く。
昼食は既に済ませており、今は午後の授業だ。
ちなみに私の席は窓側の一番後ろ。つまり日がとても当たる。
しかも、今は歴史の授業中だ。
まぁ、私は何が言いたいかと言うと......
今、とてつもない睡魔に襲われている。
ふと周りを見ると結構な人数の人が机に突っ伏して眠っていた。
(こんなに沢山の人が寝てるんだから、わたしだって寝てもばれないよね.....)
頭が揺れないように頬杖をつき、寝ている顔が見えないように髪の毛で隠す。
目を閉じるとすぐに私は眠りにおちてしまった。