第3章 *ひみつのくすり*
食堂ー
「…失礼します!」
「おー!ちゃん♪待ってたよ〜」
「え?ハンジさんなんで…」
「ちゃん体、大丈夫?暑くない?脱いじゃう??♪」
「脱ぎませんよ!…まぁ、なんだか午後からずっと体が暑いし…なんだか……
………ハンジさん…?まさか…?」
「むふふ〜♪ちゃん!もうすぐリヴァイもくるからね」
「え、ちょ、ま、待って!私…薬を飲んだんですか⁉いつ⁉どうやって⁉うそーー⁉」
「お昼だよ♪リヴァイからコーヒー受け取ったよね?あの中に混ぜておいたんだ♪
リヴァイは知らずにそれをちゃんに渡した…と」
「〜〜〜〜〜⁉⁉
なんで⁉ハンジさん話が違いますよ!あの薬は私じゃなくてリヴァイ兵長に飲ませるはずじゃ……っ⁉」
「俺がどうした?」
「ーーーーーー⁉」
「リヴァイ待ってたよ〜♪ちゃんが話があるんだって!
じゃあ、私はもう行くよ。ソニーとビーンが待ってるからさ♪」
(あ、あの野郎ーーーーーー‼)
「おい話って……
お前…大丈夫か?息荒いし顔も赤いぞ」
(リヴァイ兵長見てから…体がおかしいっ…!
うずうずする…兵長の声だけで体がびりびりするよっ……)
「へ…へーちょー…」
「…その様子じゃあ話せる感じじゃないな。
今日はもう寝ろ。
部屋まで運んでってやるから」
ふわっ…
「っ…!あっ!ひゃんっ…兵長っ、や、やだぁーっ……」
(なに⁉体触られただけでこんなに感じちゃうの…⁉)
「………お前…」
「兵長っ…!もうっ、だめ…我慢できな…
さ、触ってっ…くださ…あっ」
(ハンジか…?)
「…部屋連れてくから待ってろ」
「あっ…ん、へーちょー…好き、すきぃ…」
ぎゅうううう
「……おい、そこで見てるんだろ。出てこい」
「…ばれちゃったかー♪」
「てめぇ…ハンジ。これ、どういうことだよ」
「秘密の薬を飲ませたんだ♪実験実験〜♪
リヴァイ、ちゃん苦しそうでしょ?
…満足させてあげなきゃ治らないよ」
「……………」
「いってらっしゃーい♪」
「はぁっ…んっ…兵長…」
チュッ…クチュ…
(…しょうがねぇ)