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キスの魔法

第5章 二人もですか⁉︎


由朱「大野君、とりあえず、どいてくれる?」

智「あっ、ごめんね!」

大野君は素早くどいてくれた。

智「ごめんね… 記憶なくて… 俺、
ひどいことしてない?」

由朱「あっ、うん。それは、大丈夫。」

智「よかった… 嫌われたらどうし
ようかと思っちゃった。」

ちょっと、危険だったけどね…

私、なんか忘れているような…?

由朱「あっ!」

智「どうしたの?」

由朱「私、教科書、資料室に忘れて
たんだ!」

今日は、ノートがあったからなんと
かなったけど、

智「取りに行っておいで。資料室、
空いてるから。」

由朱「うん!じゃあ!」

私は、屋上を出て資料室に向かった。
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